プロフィール

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ManaHana主宰
田中 直子

ハンディキャップヨガ®︎北海道 代表
メディカルサポートヨガ®北海道minamina 所属

教員時代、国内外で応用行動分析やPECSやTEACCHなどの視覚支援教育の研鑽を積み実践に生かし、「どんな障がいがあろうとどんな子も変わる、成長する」を実感してきました。発達障がいという言葉が一般的に知られるようになる頃には、特別支援学級に席をおく子どもたちにも変化が出てきました。これまでの知識や指導スキルだけではなく、”自分の心と身体を感じる”ということが子どもたちにはもっと必要だと思うようになりました。
自分の心身を感じる最もシンプルな方法は、呼吸です。ヨガの呼吸法を1分試すことを習慣にしていくと、子どもたちは自分の今ある状態に気づき、落ち着き、感情のコントロールができるようになりました。それは、時間と忍耐を必要とする試みでもありましたが、知的にさほど問題がないのに学習に集中できない子どもたちには学習のレディネスとして必要であり、友だちとのトラブルが絶えない子には自分と他人との間合いを取ることができ、社会性や協調性を育む素地を高めるためにも呼吸はとても有効であると確信しました。少なくても、「静かにしましょう」「おしゃべりをやめましょう」という回数は確実に減るはずです。そして、子どもたちが心身の中に心地よさや風通しの良さを感じられるようになる呼吸は、大人にとってもまた同じです。子どもたちに関わる大人が、一息つく恩恵は計り知れない」ということを子どもとともに享受してほしい、それが私の全ての活動に繋がるのです。

1990年 北海道立北見北斗高校 卒業
1994年 北海道教育大学札幌校(教育心理学科)卒業後、
1996年 北星学園大学大学院で社会福祉学修士号取得、
札幌市内保健所での心理技師を経て、
1997年4月より、札幌市内の小学校で特別支援学級教諭として19年間奉職。
在職中に英国に留学
2004年 イギリスオックスフォードブルックス大学大学院にて教育学修士号取得。

・小学校教諭専修免許
・養護学校教諭Ⅰ種免許

その傍ら、
・日本K-ABC初級講習会(12時間)修了(日本K-ABCアセスメント研究会)
・発達支援コーチ初級講座修了(一般社団法人ここからだ)
・早期発達支援士受講中(一般社団法人こども家族早期発達支援学会)
・表現アートセラピートレーニングコース受講中。ロジャース心理学をベースとしたカウンセリングと様々な表現・芸術療法を合わせた心理療法を学ぶ(表現アートセラピー研究所
・Yoga for the Special Child Continuing Professional Development on Down Syndrome and Cerebral  Palsy 継続教育:ダウン症と脳性麻痺のある子のためのヨガ講座18時間修了
・Yoga for the Special Child®認定 Sonia Sumarメソッドによる障がいのある子どものためのヨガセラピー講座Basic1&2, 95時間修了
・ハンディキャップヨガ指導者養成講座 修了(BMY)
・乳がんケアのためのヨガ指導者養成講座 修了(Luna Works)
・精神科ケアのためのリストラティヴヨガ指導養成講座 修了(Luna Works)
・リストラティヴヨガ上級指導者養成講座 修了(Luna Works)
・リストラティヴヨガ指導者養成講座 修了(Luna Works)
・リストラティヴヨガ指導者養成講座 修了(Sun and Moon)
・リストラティヴヨガ指導者養成講座 修了(OM yoga, NY)
・トラウマアプローチヨガ指導者養成講座 修了(UTL)
・Body Map~ヨガの医療的アプローチを学ぶ~修了(Yoggi Institute)
・背骨メンテナンスヨガ指導者養成講座 修了(BMY)
・肩甲骨ヨガ®指導者養成講座 修了(BMY)
・マットピラティス指導者養成講座 修了(PAI, Balanced Body)
・マタニティピラティス指導者養成講座 修了(Yoggi Institute)
・初級障がい者スポーツ指導者 修了(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会)
・レッドコードグループエクササイズ指導員 修了(日本ニューラック研究会)
・その他、キッズ、マタニティ、シニアなどヨガ指導者資格
・国際リドルキッズ協会 医療ケアを必要とする小児のためのタッチケア
・フットリフレクソロジー(タイ)
・腸セラピー
・アーユルヴェーダアドバイザー

など、精力的に資格取得。

在職中から、ハンディキャップヨガ®北海道https://hcpyoga-hokkaido.com)を立ち上げ活動。

2016年独立した後、
6月に参加した国際ヨガセラピー学会(米国)では、予防医学や代替補完療法の一つとして医師がヨガの処方箋を出し、大学院レベルでヨガセラピーを研究している米国の進展の早さに刺激を受ける。
医療と連携したメディカルサポートヨガ®北海道minaminahttps://minaminayoga.com)を立ち上げながら、病院の精神科デイケアでのヨガ指導、介護家族のためのレスパイトヨガ、家族で行うオハナヨガなど、新しい分野でのボディワークを開発・指導・普及している。

ヨガをツールに個々のニーズに応じながら、その人らしく社会的成長と自己実現をサポートするYoga Education ヨガエディケーションを提唱。

近年は、休息したい人のための【リストラティヴヨガ】の学びを深め、実践を重ねるなかから、動かずして心身を内観し、大きな変化をもたらすリストラティヴヨガに魅了される。道具を活用してリラックスを促すリストラティヴヨガは、体力や筋力のない方、身体を動かす気力のない方でも無理なくできることから、障がいやがんなどの疾病を抱える方、高齢者や妊娠中の方などにも応用でき、ヨガスタジオや病院、福祉施設、プライベートなどでクラスを提供している。
これまで9期、リストラティブヨガ指導者養成講座を札幌、旭川、東京で開催。「障がいのある人にヨガを生かす」基礎講座など、指導者育成にも力を注いでいる。

所属学会
●こども家族早期発達支援学会
●日本自閉症スペクトラム学会
●日本自律訓練学会
●日本ソマティック心理学協会

職 歴
●1996年より
札幌市内保健所にて心理技術者として1歳半健診発達心理相談、精神障害者社会復帰学級に1年間従事
●1997年より
札幌市内小学校特別支援学級教諭として19年4校に勤務。
うち2つの学校は、特別支援学級の開級・開設を担う
●2016年~現在
・風のすずらん会江別すずらん病院、美唄すずらんクリニック精神科デイケアにてピラティス、ヨガ指導
・札幌市内保健所(2か所)にて、3歳児健診の発達心理相談担当
・池上学院グローバル専門学校にて、発達障がい・不登校経験のある学生を含めた2学科でヨガを主とした「身体操作法」の授業担当
・ハンディキャップヨガ®北海道の活動も精力的に行い、市内3か所での定期クラスに加え、介護家族のためレスパイトヨガ、重度心身障がい者施設やB型就労支援施設、自立訓練事業所などでもヨガ指導