特別なニーズのある子の個別ヨガセラピーを仲良し同士で受けてくれている2人。
一人は、高等支援学校を卒業して、4月から自立訓練事業所に通い始めました。
小さい時から仲良しでなんでも一緒にやってきた二人。1学年違うけど、学校もずーっと一緒だったので、初めてそれぞれが違う場所に通うことになりました。
ヨガは2年近く継続してくれていますが、とにかくヨガの時間が楽しい二人なので、今後も継続していくためお母さん方と相談しました。
帰り時間が異なるので、これまで放課後お家でヨガをしていましたが、2人が落ち合うのにちょうどよいレンタルスタジオで行うことにしました。
それに伴って、それぞれが自分で公共交通機関を利用して移動、待ち合わせ、そして一緒にスタジオまで歩いてくる、と自立を後押しします。
お母さんとバスや地下鉄に乗って、降りる駅を確認して、待ち合わせ場所まで行く、ラインのグループを作ってポイントポイントで連絡を入れる、など何度も練習しました。
私は、ラインの連絡が入ったら、こっそり待ち合わせ場所の外で二人が歩いてくるのを見守り、スタジオまでの徒歩の安全確認(2人にはばれないように^^)。
最近は、随分と慣れてきて安心して待っていられるようになりました。
スタジオの外で立っていると、遠くからニコニコ笑顔で手を振る二人です。
長く継続してるお子さんたちは、学校教育が終了していくケースもあります。
ヨガは心身ケアや運動としての役割、楽しい余暇や外出機会になります。
ヨガの時間が大好きな二人が異なるライフステージになっても、どう継続できるか考えることで、日常生活スキルの向上と併せたヨガによる自立支援に繋がります。
このようにヨガを通して、少しずつ彼女たちの世界が広がり、自分でできることが増えるお手伝いができるのが嬉しいです。
久しぶりに動画編集しましたので、ぜひご覧ください。