札幌市内の小中学校の休校も延長になりました。
外出も思うようにできず、休みが長くなれば、大人も子どももストレスが溜まっていきます。
お子さんだけで留守番しているご家庭では、親御さんの心配は本当に募るばかりです。
不安からイライラしたり怒りっぽくなったりしていませんか。
感情の乱れは、ストレスが蓄積して気づかないうちに身体への影響ももたらします。
☑ 寝つきが悪い、朝の目覚めが悪い
☑ 寝ても疲れが取れない
☑ 頭痛がする
☑ 身体がだる重い
☑ イライラしたり、周りに当たってしまう
☑ 肩凝りなど身体の緊張が強くなっている
などとまずは、不安な状況下で今ご自身がどんな反応をしているかにしっかり目を向けていくことが大切です。
大した事ないと見過ごしていると、その影響は時間をおいて一気に出てくることがあります。
がんや様々な病気もストレスの影響が大きいと言われています。
私たちの脳には、不安や怖れを感じた時に働くセンサーがあります。
目で見えない脳の反応ですが、危機探知した脳は自律神経を通して生命を維持するための命令を伝達しています。
例えば、強い不安や緊張、恐怖を感じた時、心拍が急に上がったり、冷や汗がでたり、足がすくんだり、お腹が痛くなったり、眠れなくなったり、と様々な反応を感じたことがあると思います。
その状態が長期化すると自律神経、ホルモン分泌、免疫システムにも影響が出て、二次障害が起きてきます。それが病気の要因にもなっていきます。
本来、私たちの心身は元の状態に戻る力があります。どんな時でもその力が働くようにするには、ご自身の心身の変化に敏感であること(過剰である必要はないです)、自分でできる自己調整を知っていることが役に立ちます。
自律神経やホルモン分泌にも影響があり、自分で調整できるのは呼吸です。
心拍が上がれば、呼吸も早くなります。
呼吸を深くゆっくりを続けていくと、心拍は収まり気持ちも落ち着いてくることがあります。
呼吸を深くするのが難しい分からないという方には、極力、筋肉を働かせなくてよい状態を作ることをお勧めします。
筋肉を働かせないとは、つまりリラックスしている状態です。
手足を動かす筋肉を動かすためにはある程度の血圧が必要です。血圧を上げるためには心臓を働かせなくてはなりません。その心臓も筋肉です。
身体をゆったり横たえて、心地よいと思う体制をつくります。
なかなかリラックスができないと思っている方は、ぜひ重みを活用してください。
お腹や背中に少し重みがあると不思議とリラックスしていきます。
ご紹介する動画では、5キロの米袋を使っています。
おでこに乗せると、頭痛や目の疲れ解消にも効果が期待できます。
実際、この動画を撮る前、軽い頭痛を感じていたのですが、終った後はすっきりと楽になりました。
やってみなければ分からないことですが、やらなければ何も変わらないですね。
私はできるだけ薬は飲みたくないので、ヨガや呼吸法、脳やリラックスのシステムを知っていることは日常生活の中でずいぶんと助けになっています。
ぜひ、お時間のある時、試してください。
〇休校中の個別預かりサポートは、こちらから
〇特別支援の必要なお子さん(特に自閉症・ASDなど)の家庭での過ごし方、視覚支援の活用の仕方などの発達・教育相談は、こちらから