たっぷり寝たはずなのに、何もせずにゴロゴロしていたのに疲れがとれない、ということありませんか?
ただ、だらだら休むのとは違う質の良い休息としてお勧めなリストラティブヨガですが、
なぜ、リストラティブヨガは、脳を穏やかに神経系の疲労回復に効果があり、動かなくても筋肉の凝り張りが緩んだりスッキリ感が得られるのでしょうか?
安全であるという感覚
第一に、大きなクッションやブランケット、ブロックなど道具を活用することで、重力に対して極力抵抗しなくてよい体勢をとります。
身体のすき間や関節をサポートする道具たちは、骨格に合わせて心地よい状態をキープします。無理なストレッチも、柔軟性を要するポーズに挑むこともしませんので、どなたでも安心して受けられ安全であるという信号が神経を伝い脳に送られます。
筋緊張の解放は、自律神経の働きから考えても安全であるという感覚が最も有効なのです。
血流や代謝を良くする
安全であるという信号は、副交感神経を優位にして心拍や呼吸のペースを穏やかにしていきます。その上で、道具に身体を預けながら緩やかに背骨の伸展・屈曲、ねじり、逆転などのポーズをとっていくことで血液や体液循環を良くしていきます。
呼吸は、一般的には酸素を取り入れ二酸化炭素を排出する肺などの呼吸器で運動によるガス交換である外呼吸をさします。また、体液と細胞や組織のガス交換である内呼吸、および細胞内で酸素を用いてエネルギーを獲得する細胞呼吸などをさします。
呼吸の深まりで体内に取り込まれる酸素量が上がることは、代謝そのものに関わります。
リストラティブヨガを受けて、「細胞がよみがえるような感覚」と言った方がいましたが、こうしたエネルギー代謝を表しているようで驚きました。
指導者が体感している繊細な違い
9月16日のリストラティ部オープンクラスは、非常に繊細な人の感覚について実技と理論を学び、体感してきた指導者たちによるクラスです。
動画は、指導者養成講座での一コマです。
とても些細なことなのですが、道具の傾き一つにも繊細な感覚の違いがあることを学びます。
知らなければ、画一的な道具の使い方でも問題はないのですが、、、
些細なことがリラックスや休息の質を大きく変えることを私たちは知っています。
ManaHanaリストラティブヨガ指導者養成講座を修了した指導者たちが、心をこめてガイドをします。
ぜひ、違いを体感しに来てください。
当日は、私もサポートに入ります。