片づけをしていたら、懐かしいフライヤーが出てきました。
どうしても受けたくて、2014年に岡部朋子先生(現在は、一般社団法人ヨガメディカル協会・代表理事)をお招きして、
北海道で初の乳がんケアのためのヨガ指導者養成講座を開催した時のものです。
早くからアメリカでセラピーとしてのヨガの有用性を学んできた先生のお話は大変興味深く、「ヨガを学ぶ、伝える」ことの概念が大きく変わっていきました。
当時、私は特別支援学級教諭でしたが、
ヨガが身近にない人にこそヨガが生きる
障がいや病気を抱える人とその家族に
と強く思うようになっていきました。
セラピーとしてのヨガのベースにあるのは、リストラティブヨガでした。
現在、私自身が指導者養成講座をする立場になり、
もっと日常に、誰もが活用できる形で
病気や障がいがなくても
つらいのに休めない人
助けてといえない人
頑張り過ぎてる人
などに
休むヨガ、動かないヨガとも言われるリストラティブヨガのデイリーユースを広げていきたいと思っています。
リストラティブヨガの効果は多岐にわたりますが、一番は現代人に多い
脳の疲労回復効果です。
スマホやタブレットの普及や情報が氾濫している現代ならでは、子どもから大人まで酷使している目や脳を休めることができます。私自身、睡眠の質の向上、自律神経の調整、慢性疲労の緩和、頭痛や肩凝りなどに効果を実感していますので、自己回復力を高めるのにとてもよいツールです。
生徒さんや養成講座受講生の皆さんも、
-インフルエンザなどで高熱が出た時に、リストラティブヨガのアイディアを使って身体を休めるととても楽になった
-リストラティブヨガをすると頭がすっきりするのに、夜はぐっすり眠れる
-頭の中が静かになるので、気持ちが落ち着き勉強に集中できる
などの声をよく聞きます。
12月に開催するリストラティブヨガ1Day講座は、
心身の緊張を解き、脳と神経の休息を促すリストラティブヨガをご自身のため、家族のため、あるいは看護や介護などに無理なく生かしていただくためのアイディアと技術をお伝えします。
日常に取り入れやすい3つのポーズに厳選しています。
家にあるもので工夫ができます。
自律神経の最新の研究のポイントをお伝えします。知っていると休むこと、深いリラクゼーションの効果をより実感できます。
ぜひ活用してください。