自然に触れている方が「幸福感」が増しているという報告があるそうです。
先日読んだ脳科学の本の中で、「自然欠乏症候群」というのがあるのを知りました。私たち人類は、自然とつながって進化してきたのに、都会に住み、文明が進化したことで自然に触れる時間が減ってしまっているのですね。
昨日ね、珍しく「散歩いこう!」って無意識に思ったのも不思議じゃないのかもしれません。
実は、ちょっとした行き違いがあって、その間に挟まっていたのですが、1つうまくいかないと次々起こることが悪い方に行ってるように感じてた時でした。
自分が悪いわけじゃないのに、なんだか自分のせいのような気がしてきたりさえしてました。
歩いて5分のコンビニに行って、少し遠回りをして戻っただけなのですが、車移動だと通り過ぎてしまう道端の花や草に目が行き、風を感じ、空気の香りを感じたりと。ほんのわずかでもリフレッシュされました。
こんな時もあるし、ジタバタしても仕方ないのでとりあえず静観してようと思い直し家に戻ると、いい方向に決着がついたメールが来ました。
脳って面白いですね。特にネガティブな感情に反応した部分からいろいろ指令が出ますから、目の前に起きていることの捉え方まで変えてしまう。
さらに、人って、またまた面白くって、もともとネガティブ思考が強い傾向にあるんですって。
それは、進化の過程で命を守ることが最優先だったから、不安、疑念、不快、逃避などは身を守るために必要だったのです。
意識しないと、不安予測や否定的な考えが多く出る傾向にあるということなのです。
また、自然から離れると、心身にストレスホルモンが出て、「辛さ」を感じる原因になるといわれているそうです。
近所の家の前にラベンダーが咲いてて、いい香りでした。
ただそれだけで、表情が緩むのが分かります。
自然に触れている方が「幸福感」が増すって本当ですね。
子どもたちの遊び方も変わってきた現代。外で遊んでるかと思いきやそれぞれがゲームをして、みんな下をうつむいたまましゃがんでるのをよく見かけます。
のびのびと走り回り、身体で楽しいと感じたことは脳もご機嫌にしてくれます。
ゲームの楽しさもあると思いますが、人とのリアルな関りの中で育まれる情動に勝るものはないと思います。
自然の中で理屈抜きにリラックスしたり、楽しむ経験はとっても大事です。
少し先ですが、夏休みのイベントのお申込みが始まっています。
どれも自然をたっぷり感じるイベントなので、今から楽しみです。
8月2日の藻岩山展望台へのミニ遠足、オハナヨガトリップは残席4名となっていますので、チェックしてください。