ご縁をいただきまして、沖縄で講座をします。
子どもから大人まで多様なニーズに対応するツールとしてヨガを生かしている実際を観て、聞いて、体験する講座になります。
沖縄で、障がいのある方にヨガを生かしたいと思っている方々にお会いできるのを楽しみにしています。
1部は、ヨガ指導者や運動指導、リハビリ職など指導・専門職の方々向け
ハンディキャップヨガ北海道の活動の紹介と障がいのある方たちとのヨガで大事なポイントを体感・体験ワークを含めてお伝えします。
2部は、様々なニーズのあるお子さんの心と身体の発達・成長にヨガを生かす視点
自閉症、ダウン症、知的障がい、発達障がい・グレーゾーンなどのお子さんの個別指導におけるヨガの有効性をお伝えします。
保護者・養育者、児童デイや保育園の職員、幼稚園・小学校、養護学校などの教育職の方など、様々な場面で障がいのあるお子さんに関わる方向けの内容になります。
また診断はなくてもお子さんの発達に心配があったり、子育てに不安のある方もぜひいらしてください。
お子様と親子での参加も大歓迎です。
1、2部とも実際にどんなことをしているのか、ヨガがどのように生きるのかなどを楽しみながら体験していただきます。
柔軟性を駆使したアクロバティックなポーズをとることが目的ではなく、ヨガは脳と身体の動きを繋ぐとても優れたメソッドであることを知っていただく機会です。
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地方に行けば行くほど、そのニーズは高いと思います。
障がいという一言でも様々、生まれつきの方、自己や病気の後遺症で障がい認定された方、身体障がい、知的障がいなどその障がい名で一括りにはできません。
医療や福祉の専門機関に罹ることがない人もいます。
また、その専門機関や専門職が少ないのが地方の現状ではないでしょうか。
以前、道東の他市からお子さんの個別ヨガを体験に来たお母さんが、
「近くに発達専門のヨガの先生はいない」とおっしゃっていました。
療育訓練は受けているけど、体幹やバランスが悪いところにもう一つ、お子さんが楽しんで自ら参加したいと思うものを探していました。
親子ヨガには参加したことあるけど、全く気持ちがのらなかったとのこと。
私は、特別支援学級の教諭だった経験から、ヨガを教育的な視点で生かしてきたと自負しています。
脳と身体の発達、感覚統合、コミュニケーション、情緒の安定、感情のコントロール、自己肯定感を高め、何より集中力の高まりと出来る!という達成感が新たな行動力を生み出すのをずっとこの目にしてきました。
このお子さんの場合も例外ではありませんでした。
自分の身体を自分で操作している実感が高まっていくと、次に何をするのかなと私の目を見てぐっと気持ちがのっているのが分かりました。
終った後には「札幌に引っ越してもいいよ」と満面の笑みでした。
この満足感と次への意欲は、自己実現といっても過言ではないと思います。
人が本来持つ力を引き出し、目指す方向へ自分で進んで行こうとする心と身体を培うヨガの可能性を沖縄の皆様にもご紹介します。
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今回の講座をリクエストくれた麻衣子ちゃん。
道産子の彼女は、ハンディキャップヨガ北海道のサポーターとして活躍、昨年沖縄に移住しました。養護学校の寄宿舎で働いていた経験のある彼女は、沖縄でも障がいのある人たちとヨガをしたい!とその種まきをしています。
先日、彼女が帰省した時に内容をがっちり打ち合わせいたしました。
1部、2部とも限られた時間ですが、参加者の皆様が自分を知り、物事の視点、意識、思考の転換に繋がるようなワークも試していただきますので、楽しみにしていてください。